2060年の平均寿命

平均寿命とは?

 日本は世界有数の長寿国で、平均寿命が世界何位だというようなニュースをよく目にすると思います。そのようなニュースを目にしたとき、自分も平均であればそのくらいまで生きられるのだろうか、と考えたりすることもあると思います。

 しかし、厳密に言うと、その考えは少し間違っています。平均寿命とは「今、生まれたばかりの0歳のこどもが生きられるであろうと予測された年月の平均のこと」、つまり0歳の平均余命のことです。ですから、今を生きている私たちの寿命期待値は現在の平均寿命より短いことになります。

 とはいうものの、今これから私たちが過ごす生活と0歳の子供が過ごすであろう生活は同じ時代を生きていくわけですから、それほど大きく異なるものではありません。もしかすると、10年後にガンを完全に治療できる薬が開発されて平均寿命が大きく伸びるかもしれませんが、それはまだ未知のことであり現時点では予想されていないことなのですから。

2060年の平均寿命

 以下に、2060年までの平均寿命の予想グラフがあります。これを見ると、日本の平均寿命は今後もなだからに長くなってゆき、2060年には、女性は90歳を超え、男性も84歳まで伸びることが予想されています。

2060年の平気寿命

健康日本21(第2次)の推進に関する参考資料より抜粋

もっと平均寿命が長くなるかもしれない?

 上のグラフでは、2060年に女性でも平均寿命は90歳ですが、近い将来現在より飛躍的に寿命が延びるかもしれないと言われています。それは、サーチュイン遺伝子の働きによるものです。
 サーチュイン遺伝子は、長寿遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれ、その活性化により生物の寿命が延びるとされています。「飢餓状態」または「レスベラトロール」で活性化されると言われいますが、反論もありその効果の正確性はまだ確かではありません。しかし、適度な摂取カロリーの制限が アンチエイジングにつながるというのは研究者の間では共通認識となりつつあり、「レスベラトロール」はともかく、カロリーを制限し空腹状態を保つことは老化を防ぎ、長生きを促進する要素にはなりそうです。」

 そうなると、平均寿命が100歳を超える、という日がそう遠くないうちに来るのかもしれませんね。


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