酸蝕歯(さんしょくし)とは?

酸蝕歯(さんしょくし)とは柑橘系のフルーツやワイン、炭酸飲料やスポーツドリンクなどの酸性飲食物を常用して溶けてしまった歯の状態のことを言います。進行すると冷たいものが歯にしみる知覚過敏や、虫歯のような痛みを引き起こします。

欧米では既に一般化されており、ムシ歯、歯周病に次ぐ第三の歯牙疾患として注目されています。日本でも成人の約6人に1人が、“酸蝕歯”とも言われており、食の変化や美容・健康ブームの影響により、そのリスクは高まっています。

レモン

フルーツや炭酸飲料、スポーツドリンクなど日常生活に根付いたものなので、知らないうちに酸蝕歯になっていたということも。

実際に、健康を意識して毎日レモンを食べていたり、黒酢をかかさず飲んでいたら酸蝕歯になってしまったというケースもあります。健康意識が高く規則正しく続けていたことがかえってあだになることが多いようです。

酸性の飲食物を摂取すれば、口の中は酸性になりますが、通常は唾液が酸を中和して口内を中性(pH7・0)に戻してくれます。また、唾液に含まれるカルシウムなどが、溶けたエナメル質を修復してくれるため歯がエナメル質が急速に溶けてしまうということないのです。

しかし、酸に触れる時間が長い場合や頻度が高く、かつ口内が乾いて唾液が少ない場合には、修復が間に合わずに酸蝕が進んでしまう場合があります。酸蝕が進むと、エナメル質が薄くなって歯が欠け、象牙質が露出して歯が黄ばみ知覚過敏や痛みなどの症状が現れてきます

酸蝕歯を予防するには、その食品のph値を知り過剰摂取を控えたり、酸性の飲食物を摂取した後はすぐに歯を磨かないなどの生活習慣の見直しが必要です。

食品のpH値

エナメル質はpH値が5.5を下回る酸に触れると溶け始めます。

食品のph値
ph値 飲食物
2~3 コーラ、栄養ドリンク、レモン
3~4 りんご、グレープフルーツ、酢、梅酒、スポーツドリンク、ワイン、乳酸飲料
4~5.5 ヨーグルト、ビール、焼酎、ウイスキー、トマトジュース、しょうゆ
6~ コーヒー、緑茶、ウーロン茶、牛乳、ミネラルウォーター

pH値が低い食品を大量あるいは、定期的に摂取している場合には注意が必要です。

こんな状態の人は要注意

自分が酸蝕歯になっているかどうかを計る指標として、以下のような状態の人は要注意です

  • 歯がしみる
  • 歯のかみ合わせの山の部分が平ら、もしくはへこむ
  • 前歯の先端が欠ける
  • 歯が薄くなる
  • 歯の色が黄色くなる
  • 歯のつやがなくなる

“酸蝕歯(さんしょくし)”に着目した薬用歯磨き剤「PROエナメル」

エナメル質は一度削れてしまうと、二度と元には戻らないため、日頃から‘酸’から歯を守るケアをしておくことが重要です。生活習慣の見直しがまずは必要ですが、気になる方は「PROエナメル」のような酸蝕歯に着目した歯磨き剤を利用してみるのもよいのではないでしょうか。

「PROエナメル」はブラッシングの度に歯の表面のエナメル質をケアする独自のエナメルプロテクション処方で、口腔内のpHを適正に保ちながらエナメル質を強化して、「酸」によるダメージから歯のエナメル質を守り、ムシ歯、知覚過敏を予防します。




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